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近江の麻

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思い立って、急ぎの仕立てに出しました。

 

もともと、舅の形見分けにまじっていた反物です。

夫のものかと思いましたが(たぶん、そう思われたからうちにきた)、呉服屋さんに訊くと、男ものにしては幅がないといわれました。

かといって、あまりにあっさりしているので、手を加えようかどうか考えあぐねたままいくたびか夏が通りすぎました。

最近のあまりの暑さと、もっと気軽にの気持ちがつよくなって、これを思い出しました。

じつは、麻のごりごりしたしぼは、やや苦手という意識もあったのです。

じゃ、なぜ襦袢なら平気なの? と自問自答。

つまるところ、糸の細さに関係しているんでしょうね。

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家で洗濯したいので、湯通しと、それでも縮むことを考えてすこし長めの丈にしました。

このごろ仕立ては、伊勢佐木町近くの問屋さんでお願いしています。

和裁の心得のある方がいて、知識もセンスもあり、こまごま相談できるからです。

ついでに産地をおたずねしたところ(いらっしゃるのはおひとりではない)おそらく滋賀の麻であろうと。

例の、女物ではという話をすると、昔のできで反幅が狭い男ものかもしれないといわれました。

さて、出してしまってから、急に夫が湯上りに甚平を着始めました。

しまった!

やはり作務衣かなにかにすべきだったかしら。

もちろん、了解はとってあったのですけど、ちょっと心がざわめきます。

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まあ、でもこうなってしまってはもう遅い・・・・・・

感想を聞くと、「年齢に見合って、よい」のだそうです。

はじめての縮。

軽く、やわらかく、なんといっても涼しいです。

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コメント

さわやかないいお色の近江縮ですね。
ホント、よくお似合いです。
透け感が涼しげでいいですね。
帯は麻でしょうか、優しい色合いでお着物に
よく合っていますね。

ありがとうございます。
反物であてているうちはいまひとつわかりかねて、袖を通すまで気になります。

「この色、お母さんのこのみかねぇ」
ときいたら、ちょっと考えて、うなずいてました。
なににするつもりだったのでしょうね。

帯は、マクベスのときに締めた羅です。
帯締めはおなじみの、組んでいただいた冠です。
深い青系があってもいいですよね。

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