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「らしい」 というフィルター

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山鳩色の地を錆朱で絞った染紬です。

単衣の羽織にどうかな、と思ったような気がします。

というのも・・・・

ときどきくる、瘧(フィーバー。風邪ともいう)にやられたんでしょうねぇ、きっと。 (ヒトゴト)

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格とか季節とかみんなクリアしてるのに、あわない組み合わせってありませんか?

お仕着せのきらいなわたしは、つねづね苦労しております。

かててくわえて、万能帯、というのもキライです。

で、きものを従えられない帯がいけないのだと思ってきたのですが・・・・・・・

きものと帯の兼ね合いは難しく、まちがっていないはずでもうまくいかないことがあります。

相性っていうんでしょうか。

きものより気楽に買える帯ですが、色さえ合えばいいかというと、さにあらず。

質感、くたびれ感でぶちこわし、というのもおおいにあります。

きものよりもちょっと上あたりがおちつくのですが、差が開き過ぎても具合悪い。

ほどほどというか、要はバランスですね。

で、きょう話題にしたいのは、そのもひとつ先です。

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「捨てる。うん、ちゃんと片づけるよ・・・・」

「で、新しいの買うんじゃないよね?」

ああぁ。

どうしてキミは分かってしまうんだろう。

 

何回トライしてもダメなものはダメで、処分したほうがいいにきまっているのです。

時間がたって好みが、というより、自分自身がかわって

似合わなくなったり必要でなくなることがあります。

こっそり娘の引出しに移動したり、解いて二次使用にまわしたり。

そういうピンキリの始末はらくですが、

そのどちらでもない中間が、内臓脂肪のごとく澱んでいる。
いやーん。

 

きもののメンテにはお金がかかります。

洗い張りをして縫い直して、とスムーズにいけばいいですが、

布が弱っていたり、反幅や長さが足りなくて、思うように再生できないこともままあります。

それでも手をかけ、一個の作品に仕上げるには、まずスタート時点での見極めがだいじだし、

活用にあたっての明確なヴィジョンを描けなければ、ひっきょうただの散財です。

負け戦をいたずらにひっぱるのではなく、撤退という勇気も必要なのでしょう。

 

人生の小春日和は、もうそう永くはないと自覚してはいましたが、

とつぜんに終わりを告げることもある。 という経験をしました。

こんな土壇場で、気の付いたことがあります。

それは、どういう自分でありたいか、あるいは

自分らしいとはどういうことか。という着目でした。

漠然と似合っているかどうかではなくて、

積極的になりたいすがたにそぐうのか、どうか。

 

ブログにピンナップした画像をチェックして、あきらめがついたものもありました。

自分自身に距離が取れると、視えてくるものもあるようです。

 

判定の項目がふえたことによる不純物の抽出がすんだら。

たぶん、「組み合わせがうまくいかない病」も、克服できている気がします。

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ばぶるす」カテゴリの記事

コメント

画像では織の紬に見えていますが染めなんですね。
紬で単の羽織は着る時期が短いでしょうね。

着物だけで、帯だけで、見ているととっても素敵なのに
どれと合わせてもしっくりこない残念な子いますね。
結局は御蔵入りするか、それに合わす為だけに
新たに購入かになりますね。

私は姉にもらった名古屋帯、多分締めないのでカバンに
してしまおうと考え中です。

陽花さま

そうですね、単衣羽織は時期が短いとほかでもご忠告を受けました。
それもあって、まだ手付かずです。

二枚目の画像、後ろは春によく着る単衣の紬です。
おんなじような色目なんですが、なんだか秋には着たくない。
先日おめにかかるときに、仕立ててあれば!とじだんだ踏んだ反物です。

>ざんねんな子
いますか?
やっぱり、どこかはずれてるんでしょうね。
いままでは、それをなんとかと思ってましたけど、手放す方向にすれば、ストレスも減りますね。
いま、体重もスムーズに減ってるので、欲望のほうも減量しなくちゃです。 (。・w・。 )

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