« 式場まで  ~袴と雨と防寒と~ | トップページ | 雨やすみ »

お付きの悲哀

_mg_5465b

 

ぴっちぴちの若人を見た後で・・・・・・

 

初冬の風景をながめるようなもの。

・・・・・が、不平を言っても仕方ありません。

不公平なわけではなく、かつてはあのような時もあった・・・・・んだから。

 

さて、付添いのきものは、色無地と考えていたのですが、直前で、

どうせ道行で隠れちゃうんだし、ほとんど着ていない附下にしようと、帯小物ばっちりそろえて用意しておきました。

ところへ、雨予報。

初おろしの道行ごとあっというまに箪笥へ逆戻りです。

 

心づもりはいつもの雨コーデですが、なにせ娘の支度が至上命令。

着せつけるのにあれだけ力を入れるし・・・・

悶々としていましたが、心を落ち着けて、まず正確な移動時間を検索します。

ふーん、30分か。

徒歩部分と乗り換えをあわせても、1時間あれば到着するはずです。

七時あがりで美容室から帰ってくれば、なんとかなるかも。

ようやくまよっていた気持ちをリセットしたのは、微熱っぽい当日の朝。

それも、やったことないからトライしようという、いつものあれデス。。。。

_mg_5474b

直前の練習の成果か、順調に娘は仕上がりました。

盛り髪ベースの装着にてこずりながらふっと脇を見ると、娘が椅子によっかかってフンフン鼻歌模様。

「気を付け!かしこまってバタバタするな!!」

と檄を飛ばしつつ、帯コーデは先日のを流用です。

帯はプラチナの扇面、箔一丁というのかしら。

地味すぎかと思いましたが、枝桜が見つからない! 

どうやらいまいち気に入らない組で、引出しから追い出してしまったようです。

仕方がないので浮気はせず、帯締めはそのころコンビだった高麗組のブルーを。

_mg_5471b

画像はもちろん、帰宅後です。

足元は、さらしの足袋に、超撥水の足袋カヴァーを重ねました。

超撥水足袋カヴァー

時雨履きというのは、なぜか足袋が汚れるのです。

しかも、どうしても濡れて浸みとおる。

この足袋カヴァーは薄手でぴちっとして、五枚こはぜの高さもクリア、そして、雨を通しませんでした。

おかげで、あとのお洗濯も楽でしたよ。

 

さて、これで卒業式三部作も最後です。

考えてみれば、入卒にきもので行ったのは初めてです。

年子のわんぱくどもをかかえて髪のセットがネックになり、月の障りにも悩まされました。

そんなこんなですごしてきて、四年前の入学式で撮った写真を見て愕然・・・・・

見るのもいやなくらいな、サンタンたる有様です。

でも、だれも何も言わない。

ということは、こういう自分がデフォルトになってるってことですよね。

こんな母親の俤をこどもたちにずっとのこすのかと思うと、正直いたたまれませんでした。

きちんと着てでかけられるようになろうという思いは、いつしか、きちんとしたからだ、姿勢になろうという段階へと移行しつつあります。

そうでなければ、短い時間で二人分の着付けなんてとてもできなかったなぁと思います。

 

目標は達成したかって?

いやいや。

きもの着ていても、おとうさんがいやな顔しないで連れて歩いてくれる日まで、ガンバです。

« 式場まで  ~袴と雨と防寒と~ | トップページ | 雨やすみ »

まい こーで 春」カテゴリの記事

れいにぃ★でいず」カテゴリの記事

コメント

ピッチピチの20代華やかでいいですけど、
色香のある30,40代落ち着いて風格の出る
50,60代もまたいいものです・・・と
自分に言い聞かせですが。

時間配分を考えながら、他装自装は結構
疲れますね。

雨で初下ろしが出来なかったのは残念
でしたね。

お嬢様が目立つように、ご自身は控えめな
装い素敵です。

陽花さま

遅くなりました。

いま思うと、美しさの理由って知らなかったんだなぁ~って思います。

でもたしかに、若さにはないものも多少はありますよね。
渋さとか、奥行きとか・・・・春にはないものをまとう季節なんでしょう。
自分を甘やかさず、わかいもんにはまけないぞ、という心意気ですよね (u_u。)

自装と他装をいちどきにというのは初めての経験でした。おけいこの時にきものでしていたのですが、真剣さがちがいますしね。

前々から式の時にと思っていた道行なんですが、そのうちデビューを・・・・

昔、気に入って買った帯なので、せめて回数を締めてやろうと思いまして。。。
はやく柔らかくなってくれないかなと。
帯も、出番のある子はふしぎと決まってきますね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 式場まで  ~袴と雨と防寒と~ | トップページ | 雨やすみ »

Calendar

Solo

  • Mushi-Biyori
    (C) 2005-15 Mushi-Biyori All rights Reserved.
  • Pass

Recommend

無料ブログはココログ