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藤いろの憧憬

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常連さん・・・といっていいものやら。

 

一口に紫色といってもいろーんな色味があります。

振袖を買ってあげるといわれて、伊勢佐木町の呉服店を見て回りましたが、若い人の紫は濃くあざやかな色。

思っていたのとは違う色でした。

そのときにじぶんの想う紫とは、淡い藤色だったんだと気がついたのです。

母の着ていた着物の色でした。

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当然ながら母のそれとは大いに違うものの、問屋さんで見染めた薄紫の振袖。

ゲットしたのはよかったけれど、若さには気むつかしい色でした。

その後ローズやサーモンのピンクを経て、やはりいちばん着たい色をと赤札ではなく、正規品から選んだのが、左の附下。

このときから、肌色にうつる、ということに気をつかいました。

青ざめて見えたり、色黒に見えてはどんなにすてきな衣裳でも、似合うとは言えません。

仕事のためのマネキンさんならべつ、じぶんが主役ならまずそこを押さえないと。

着たいというばかりでは、結果損をします。

ほかにもポイントはありますが、ここが第一歩ですね。

そのあとは、自身の人生経験、美意識つまりアイデンティティーが問題になります。

 

二十と数年たち、一目ぼれしたのが右の染大島でした。

片や銀無地、後者は紬ですが、色合いのテイスト的にはほぼ同じ。

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折も折、お友達のブログで、つい同じ色を選んでしまう記事を読みました。

ああいずこも同じね。と思いつつ、ふと、せんだって染屋さんからいわれたことを思い出しました。

モニターでの色目が見定められず、送ってもらった反物をみたとたん、

「あら、また同じ」

と思ったのですが・・・・・

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「いいえ、まったく違う色です」

というお返事が返ってきました。

そのときは、手元になく、比較対照できません。

見本の小切れもいただいたのですが、それから全体を想像するのは、素人にはね。

できそうでできないものなんです。

反物からきものになると、また化けますしねぇ。

ほんとうは紅花で染めた空色が着たかったのですが、これくらいのほうが着やすいかなと思ったのがそもそもの迷い初めで。

ちなみに、母の小紋に近いのは、いちばん上の結城(石下)でした。

八掛は、すこし青みがかった色を付けようと思っています。

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ばぶるす」カテゴリの記事

コメント

並べて見ると確かに違いが分かるのですが、
手元に無いとまた同じ色って思いますね。
どれも素敵な色目ですね。
また、お仕立て上がりが楽しみですね。

おはようございます。

こうやって並べてみたのは、じつは初めてです。

同じものばかり集まると、なんかソンな気がしますが、考えてみると、夫の父はいつも同じ色のスーツを着ていましたっけ。
究極の選択かも。

汚れを気にして、つい黒っぽいものにしてしまうと、帯あわせが結構大変です。
しろっぽい帯は、よごれがもっと目立ちますからね。
気に入ったものほど、締めたくなくなります。

春には間に合いそうもありませんが、ゆるゆる仕立てに出そうと思っています。

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