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なじみ にじみ   -其ノ拾参-

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ほっておくと 機嫌が悪い・・・・

 

 

のは、ヒトでもきものでも同じかもしれませんね。

お正月に着て、さんざてこずった更紗です。

くやしかったので、リベンジ。

たしかに、生地が厚くてもたもたしますが、こないだほどではありません。

桃色の襦袢も、衿が抜けるようになりました。

わるいのはず〜っとほぅっておいたわたし、なのね。

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不思議に、前回気になってしかたがなかったピンク(or ローズ)の色が あまり気にならなくなりました。

ハンガーにかけて部屋にあるだけで、空気が華やぎます。

そうやって、色となじみ、付き合っていくのでしょうか。

「いつまで着られるでしょう?」

とTOMOKO先生におたずねしたところ、(人にもよるけど)、あと二十年ぐらいはと答が返ってきました。

いまの時代、まわりがモノトーンで染まっているので、感覚がにぶります。

割り引いたとしても、たぶんわたしがきものを着られるあいだは、可ということですね。

 

この備忘録につけたわずかな間にも、老いが刻まれていきます。

もう少しましだったころは、それどころではなく、この時間の終わり、つらさから解放されることしか望んでいませんでした。

先がみえている、そして輪の周りと境界もくっきりと知れるひとときだからこそ いますこし大事にしたいと思います。

 

Memo:

ローズぼかし更紗小紋、帯は高島織物「織翠優鶴」。

薄桜の帯揚げ。帯締めは浅蘇芳の冠。

長襦袢は桃色、半衿は鴇色源氏香。

草履はクリームに洗い柿、蒔糊ぼかしの道行。

 

 

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Вторник<火曜>」カテゴリの記事

コメント

とってもよくお似合いです。

年齢の事を考えるとつい、若くはならない
のだからと地味目を選びがちですが、最近
地味なのを着ると、ものすごく年寄りに
見えて否応なく年齢を思い知らされます。
肌にはりとか艶がある時は気にならなかっ
たのに・・・とガッカリです。

くすんだローズ色ですから、なが~く
着られますね。
道行コートもよく合って素敵です。

ありがとうございます。

>地味なのを着ると、ものすごく年寄りに
見えて

・・・ああ、そうでした。

不祝儀でなくても、お祝い事でも、ブラックがデフォルトの場所に、暖色系を着ていくって気がひけます。
寒色系ならまちがいないか、と安全パイ思考になってました。

でも、顔うつりを考えると、たしかに明るさをそえる色のほうがいいですね。
年甲斐もなく、と自己規制をしてましたが、もっと自信を持って着ないと、めやすく見えませんね。

厚地のちりめんも、こうやってみると、(きれいに着られさえすれば)補正力があるようです。

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