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ベタじゃなくって   -其ノ拾-

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まっくろくろより、よっぽどやっかいです。 

 

寿光織草花紋の色無地。柄が全部あってる・・・のだそうです。

って、着てる本人が言ってちゃしょうがないんですが、なにせ細かくて。

柄あわせがあると、仕立て代がぐんとはねあがります、ふつう。

今回、同じにしてくださるところがあって、助かりました。

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半日がかりで半衿かけた白襦袢。(いろいろ工夫しましてん。これについては、後日)

いざ試着してみたら、関東仕立てがひびいて、おさまりません。

コーリン結びを使うなどあれこれトライしましたが、ついに着用を断念。

 

こんなに細かったのか!

いやや、そんなに膨らんだのか!! orz

 

長襦袢がちゃんとしてなければ、きものはきれいに着られません。

それが、着付けを習って学んだキーポイントです。

諦めました。  なんとかしなければ。

   

色共に選んでおいた西陣胡琴の帯、これがまた締めづらい!

絹のくせに、すべる。

結び目がおさまらず てまどるうち、とうとうはだけてきちゃいました。

もうくたびれて、着直す元気もなく(やや疲労ぎみ)

二重太鼓は、来週、リベンジとなりました。

さいごに、TOMOKO先生に手直しをしていただいた帯姿。 うう、なさけなや。。。。。

 

 

Memo:

葡萄色の無地紋付に、薄鈍色の袋帯。

帯締めは銀ねず高畦組。 帯揚げは銀ねず絞りちりめん。

長襦袢は藤色、半衿は白。

雨コートに雨草履。 あら、履きづらい。

小物(帯締め)をかえて外出。 大島の道中着に、草履は黒。

ずっと履いてなかったこれも履きづらし。

 

 

前日からの雨が、まだ残っていました。

本来なら鮫小紋で問題ない場面でしたが、頭の中でなにかが囁いています。

着ないでしまっておいて、どうする?

まよってるより、聞いたほうがいいのでは・・・・と。

しつけと紋紙をとり(まずこれがキライ)、衣紋かけにかけてしごとにでかけました。

帰り道で、ある方のゆかりの人々に出会いました。ほんの一分ほどの間に三人も。

それは符丁のようにさしいって

迷い、怖じていたこころも鎮まりました。

そう、これはその方がきっかけとなって用意したものだったのです。

 

堂々と、着ればいいじゃない。

一所懸命考えに考えて、決めた色柄なのだから。

 

ひとのために身なりをととのえる、ただそれだけのことだけれども

関係や立場をつきあわせて きめ細かく かといって出すぎず

己の分をわきまえた礼をつくす。

黙っていてもそれが言葉となる装いをかつてこの国では心がけていました。

無難一辺倒ではなく、心をくだくてまを惜しまなかったのです。

それぞれの節度、さまざまの陰影を重んじたればこそ、きりとった四角四面に鼻白む。

 

ブラックフォーマルの集団に突っ込むことに、たじろぐ気持ちがないとは言えない。

ベタにまぎれるのもいい。

けれど、そうじゃない選択を排斥する風潮には賛同したくない。

って 腹をくくればいいか。 なんたって

お返しもいらず、ご負担もかけないしね。

ささやかかつ ひそかなはなむけと、ひとりごちています。

 

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Вторник<火曜>」カテゴリの記事

コメント

素敵な紫色ですね。
関東仕立ての長襦袢はおさまりません
でしたか。
絹のくせにすべる帯ってありますね。
この柄は遠山でしょうか。いい柄ですね。

先ほどとんぼ様の所へ行きましたが、
以心伝心と改めて思いました。

ありがとうございます。

送付された色見本になくって、ありったけの紫のきれを探してあててみたんですよ。
が、紙でも木綿でも、絹の発色とは違うのですよね。もちろん、絹同士でも違いますが。
若いときと肌が違って失敗できませんし、濃色だから直しもききません。

減紫と漠然と思ってたのが、このいろは青紫系なんですね。似合わないんです。
黒っぽけりゃいいかというと、ふしぎなもので欲がでる。全体をおおうイメージがつかないし、ほんと難儀しました。

染めあがってきた反物はとてもよかったんですが、今度はほんとに用途にそうだろうかとまた悩みはじめました。

結局、当初の目的には季節もあって着ずじまい。
このままでは、とようやく仕立てに出して、少しまえに届いたばかりだったのです。

不祝儀にうるさいのはこちらも同じで、女将さんとふたりして、ため息ついてました。
色喪服を着ていくと、ご存知ない方からあれこれいわれるって。
呉服屋さんでそれなら、わたしなど尚びびります。

最終的に、ないんだからしようがない、と。
少ない手持ちのきもの、限りなく明度低く地紋も不可の紋付きを増やすってあまり現実的とは言えませんよね。
ことなかればかりでなく、も少しハードルが低くてもいいと思うのです。

帯の柄は、霞と山と草花です。
ありきたりでないのがよかったんですが、二週続けて締まらない帯でもう泣きそう。
そういう帯はねじるやり方がいいと読みましたが…

衿芯、あちこち血の跡をにじませながら取り付けたのに、ぱーだったんですよ。
一番痩せてた時のサイズで通し衿、ポリも影響してるのか、なんとしても胸があいません。
直すにも、これじゃ用尺が足りないし…くす玉の柄気に入ってたんですが。

気になっていた色目、正直ほっとしました。
陽花さまの帯締めを高島屋のに替えて出かけたんですが、こんな硬かったっけ?とここでも首をかしげました。

人の体温て、たいしたものですね。

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