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百合のちりめん帯   -其ノ弐-

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草叢にゆれる、人目をしのぶユリ・・・・・かっ?

  

おけいこの二週目。

朝からきゅうに気温が上がって

単衣でいいなぁと思いつつも、選択肢がせまくなるので、

結城に金糸雀(かなりや)色の半幅を締めて出かけました。

着ていけばニモツをへらせるし、

復習の成果も把握できるというもんです。

わ。

いつのまにか、20分しかない。

あせったり、人目を意識するとなかなか・・・・・・

 

かばんには、易しそうななごやを詰めました。

お太鼓柄ですが、昔ものでない、いまどき体格の寸法です。

こまったちゃんを結ぶのはもすこし先。

まずは、自分自身の「こまった」をクリアしなければ。

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仕立てのせいなのかどうか、

ちりめん帯って、芯と表地のしない方がちがう気がするんです。

はがれそう・・・・・?というか、

織帯に慣れてると、ちょっとドキッとする。

 

かなりしぼの深いちりめんです。

描かれてるのがユリなばっかりに、これも買ったはいいが組でした。

季節のてまえ、というなら塩瀬だし。(材質が、ちとね)

くらい色のきものには映えるんだけど、(季節はずれゆえ)

内心、サガナキ口に tera びびっておりました。

野菊、ならねぇ。

けど、だったら買ってないな。

 

帰りがけに、

「ねぇ、これ、だいじょうぶ?」

と気になることを訊いてみました。

「ユリ? だって、いま咲いてるじゃない。花屋さんで売ってるよ」

と答が返ってきました。

ん。 (*゚ー゚*)

 

この方のいいところは、心にもないことは言わないことです。

客商売ですから、けっこう難しいことなんですが。

まあ、あまりホンネばかりではさわりもあるでしょうし、過剰でないあたり。

ですから、ほめられたときは、お愛想とひかず、

すなおによろこぶことにしています。

 

誤解があってはいけないので、

このやりとりにかくれた通奏低音を補足しますと、

ユリが夏花というのがかわるわけではない。

けれど、あまりにしばられて、

よそおう楽しみ、くずす冒険、

要するにアイデンティティを表現する手段としての

おしゃれごころをなくしちゃってはつまらないんじゃないの?

という ひそやかなメッセージを受け取ったということなんです。

そこには、つまはじきばかりしていても・・・・という、底に流れる許容があるのではないかと思っています。

 

昨日まで、このこも窓際族でした。

着付けていただかねばならない際の遠慮、つまりは

ものしらずだと思われたくない気負いもあって。

ハンディをひとつくずせば、選択肢も増えていくのですね。

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Memo:

憲法色、紫、琥珀、山鳩色などの縞結城に、

クリーム(カスタード)色の百合の染め縮緬。

帯締めは褪紅、帯揚げは撫子。

長襦袢は藤色にしたいところ、汗をはばかって先週と同じ。

足元は黒に臙脂の金鷲。

 

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Вторник<火曜>」カテゴリの記事

コメント

地色も百合の柄も素敵ですね。
縮緬の染め帯は確かに表地と芯とが
ずれる気がして、慣れないと締めづらい
ですね。
時折私は、接着芯貼りたい衝動にかられ
ます。

でも、とっても綺麗に結んでおられますね。

接着芯・・・・!

一読して、おもわず噴きました。
やっぱり、いらっとしますよね。
そうか、陽花さまでもそう思われるんですね。(*^-^)


長さが充分なので、思ったよりはらくに結べそうです(まだ、未来形)
一週にひとつ、帯を征服していってやれと思いまして。

先週は、無我夢中で、なんだか知らないけど手をくぐらせた、という感じでした。
今週は、両手でたれのほうをぐっとひく、というのと、手先の帯を背中にかえすときにいらないところを押し入れる、というのを見覚えてきたので、復習で再現したいものです。

帯の形をきめるとき、先生の手はすーっと上に上がっていきます。
あーん、ああいうふうにやわらかくなくっちゃ。と、感心してるだけでなく、まねしなくっちゃデス。

着方で補完さえできれば、こまったちゃんも可愛くなってきます。
力をつけるということは、余裕を持てるということですね。
思い切って、始めてよかったと思います。

ただ・・・・
火曜の献立がますます手抜きになったのと、三脚のあとしまつで、宅にめいわくかかってるかも。。。。

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