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裏地のあかり

_mg_3013b

最後といわれた本紅の紅絹です・・・・

 

年賀状はしあがらないわ、

肩こりがひどくて悪寒はするわ、

どこにも出ないと たてこもってたのに、

「できました」の電話がかかってきたとたん

ばびゅーん。

暮れ方の街に飛び出して行きました。

 

いつ仕立てるか見当もつかなかったのに、

急にその気になったのは、身近で飯田紬をこさえた友人の余波。

え~っ、もぉお?

いやいや。

そうよ、わたしたちにはすでに

いつまでも反物で寝かせておくゼータクはゆるされないのだわ!

と かってに共振、雷同して、はずみのごとく。

出したとなれば、「いつでもかまいませんわ」なんて建前で、

できることなら 年内に相まみえたい思いがせりあがる。

 

なんたって、紅絹をつけるのは、初めてですもの、

いったい どんなになるものやら。

さあ それ、

白い胴裏に慣れていた目は さばいたとたん

衿裏にまであふれた赤に 一瞬、どやされたみたいな。

いままでアンティークで 見知っていると思った、

あれはいっかな、年を経ておとなしく鎮まった赤でした。

残念ながら、この色、どうしても写真に撮れませんが。

_mg_3016b

決めていた帯は、偶然ですが、八掛(↑右上)とほとんどシンクロしてます。

思ってたより、相・当に地味。

柄は大きいのですが、ほとんど地色に融け込んぢる。

普通の裏だったらお婆婆さまへとひとっとび、

赤にしたのは正解だよと自画自賛です。

しっかし、この暴れたつ赤は・・・(血行に効き目あり、か?)

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ためしに、例のきんぎょ帯を(つぶれないよう、てっぺんにのっけてありますからね)。

_mg_3018b_2

むしろ、こっちからのほうが 無難かもしれません。

 

年賀状もかたづいて、やっときょう、 日のあるうちにはおってみました。

うーん。

着こなすのはまだまだ先として

思いっきり。このみ・・・・・やなぁ。

ふっと。

むかーし 子どもがおなかにいたころ、

うちかけて、鏡をみていたころを思い出しました。

みてるだけでも

さわってるだけでも 幸せじゃんと思いつつ、

肩からおろして そぅっとそぅっと 

たたんで しまったのでありました。。。

 

 

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コメント

あえてアンティーク風に、紅絹の胴裏に
されるなんて心憎い演出ですね。

いつ頃着るからと予定がある訳でなくとも
やはり仕立てに出した以上は心待ちしますね。

それにしても悪寒がしながら、この寒い時期に
外へ出られて風邪がひどくなりませんように。

陽花さま

どちらかというと、紅絹をつけるのはどれにしようか、ということで白羽の矢が立ったのがこれだったんです。

ただ、メンテナンスだとか、汗のことだとか考えるとたいへんだとは思いますね。
次回は、振りだけにしようかとおもうのですが、それだって、丸洗いが出来るかどうか。

疲れると、というか、夜や休みはたいがい廃人同様です。
なにもしてるわけでもないのに・・・・困ったもんです。

「できたて」はなんでも、まだ赤ちゃんで、
こっちの思い通りにしつけるには、
手ごわい相手です。
でも、それがまた楽し…ですね。
帯は「疋田」の方があいますね。
やや実践ムキではありませんが、
八掛が助けてくれるでしょうし、
なにより「着る人」が「着られ」なきゃ
いいんですからいけますよ。
見たいですー!

とんぼさま

しばらくおいてから、画像だけで相対してみると、ありゃ、垢ぬけませんね~
紅絹の光なんて、ぜんぜんわかりませんわ、これじゃ。

八掛って、やっかいなやつで、どんなに納得してつけても、最初見た瞬間に、あっちのほうがよかったか!と思うもんなんですね。

ねこちゃんより、きんぎょちゃんの勝ちですか。
ふしぎですね、わたしもそんな気がするんですが、実物は、やっぱりどっきりどハデのつっぱりちゃんなんですよ。いったい、どうなるんでしょ。(一度、外に着ていかないと、わからない。。。。)

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