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すゞごころ

Img_8245b

俗に、寝た子を起す、といいますが

あの方とわたしとの出逢いがまさにそれ。

きものということばに、ざわり、かすかにアラートが点らないでもなかったのですが、

古裂ということでしたし、もうずいぶんきものとも遠ざかっていたので、まあ大事ないと、思ったのですねぇ、そのときは。

それが分岐点。

はぎれだけをながめてるうちは、つつがなかったんですが。

しだいに、かんたんソーイングくらいできるかも、なんて思ったのが大っ間違い。

ウォッチングを重ねるうち、いつのまにかハンティングにすりかわり

すっどぅ~んと打ったり、じゃっぶ~んとボツったり。

近ごろは、照準器も完備するまでに(?)。

 

でも、こんなことでもなければ、もうとうに 

身じまいなどまったくかまわなくなったかと思います。

で。

淡やかな女心をとどめおかれたまいし、かくもめでたききっかけの主が、はじめてきものすがたをご披露されるとぞ。

(^O^)/、みどもも、おつきあいしよっと。

Img_8245c

鈴の長襦袢にはまだ衿がかかっていない。

手持ちがあわなくて、なのだが、ふと藤色を試す気になった。

それも、出掛ける2時間前に到着して、がぜんその気になるのだから、いつもながらたちが悪い。

あせって縫いつけながら、帯をどうする。

去年のブログのおままごとならぬおべべごとを参照するに、

塩瀬を二本、赭と黒とを合わせている。

こんな陽気の日は、黒地の鈴でかろやかに!と

草履、帯締め、帯揚げ、吟味してるどころでなく同色で

ダメだったら洋服、とたかをくくっていたのもぶっとんで、

だれにもみられないように小走りで目的地へ。

・・・・・まにあいは、シマシタ。

 

反省。

衿芯の硬さと幅がどうやらあってなさそうだ。

セルよりいくぶんやわらかめの船底にしてみよう。

きものには、はおったときに、顔色をよくみせるタイプとそうでないのとがあって

できたら後者ははじいたほうがいいのだが、

あっさりそうはいかないときは、せめて髪をひっつめにしない。

細い縞は烏合の衆のようにみえてその実、流れの先をしっかりアピールするので

上前の帯を衿先へくぐりぬけてゆく部分の処理に注意すること。

どっしり深いしぼだちは、見た目はよくてもはだになじまず

とうだって、体形のおもしろくない部分を連呼する。よくよく注意。

さらに。

シンプルにすればするほどこれら欠点はカガヤキワタルという教訓。

あ――ぁぁ

箱屋さん。。。 。

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まい こーで 秋」カテゴリの記事

コメント

折角素敵なコーデでお出掛けになられたのに
お着物姿見たかったなぁ・・・
で、長襦袢も帯も鈴柄で合わされるなんて
ステキ!です。

まさに、シャンシャンリリリンと、
鳴り渡っておられましたぞよぉ~。
寝た子をば、ドラを鳴らして
起こしたカイがあったというもの。
はんちんぐには、猟犬(猟豚?)として
おつかえ申しまするぅ…ブゥッブッ。

陽花さま

ええ、肝心の着姿なんですが・・・反省点で列挙した理由により、油を絞られるがまさんの気分です。
やはり、着付けをおさらいせななりません。(それがまた、ちっとこわくもあるのですが)

集まってくると、柄も色も寄ってくるものですねー。
帯締めはべつとして、ほかはいただき物ですのに、三つも色があってびっくりしました。
帯揚げくらい蘇芳にとも思ったのですけど、洗濯物は干さなきゃいけないし、衿芯は片付けた場所をわすれるし、鍵までどこかに遭難して・・と、もう出かける間際にてんやわや。
日ごろの心がけが、悪いのですね。。。

とんぼさま

おきものをお召しになったすがた、かっこよかったですよ~
シリーズ好調ということで、ガンガンいきまっしょ~

猟犬なんて、とーんでもない。
あれこれくわえこんでくる狩人のだいじな知恵袋、ご意見番といつも感謝しておりまする。


さらには、あーんなもんやらこーんなもんまでご注進に及んで、火の粉はそちらさまにも。すまんこってす。


そういえば、ねずみ年のうちにおひろめせないかんもん、まだぎょうさんあったですね。
たのしみにしておりまっさかい~

つづき。

今回は、とんぼさまが何をお召しになるのか、漠然とシミュレーションしながらコーディを考えました。

バクゼンじゃあ意味がないじゃん、というところですが、それでも、ね。

カメラを提げたお供ですから、べつにどうだっていいようなもんですけど、それでもオモタイ色をまといたくないというココロクバリ(?)


自己主張のつよくない仕事着に、ちょっとだけ帯でしゃれごころ、というのが今回のコンセプトでした。

ただ、このくみあわせは、老けます。
お若い方ならよし、年相応じゃすまなくなるので、髪をセット、着付けをばっちりにしないと、見られたものじゃありません。


仕事の後
撮っていただいたスナップを眺めてつくづく思ったことでした。(ウエ~ン)

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