鈴鹿の山に
ぽんぽこりんのたぬきさん。
鈴ぶらさげて、ドラえもんになるはずでしたが。
紐をつけていただきに 奈良まででかけた帯留は
ものすごぉーく
自己主張の烈しい郎女になって帰ってまいりました。
汗馬ったって、綱をつけりゃおとなしくなろうというもの。
逆に、拵(こしら)えにおさまった刀よろしく
「まあ。わたくしを、そちらに提げるおつもりですの」
すずしい顔で にべもない。
はいはい、そうでしょうとも。
おめざになった主に盾つくわけもなく、
みつくろっておうかがいを。
草叢に燃えたつもみじ、
落ちる入り陽。
韓紅に くくれば叉焼
(ウソ!)
うぅぅん。
紐が、開眼になるとは思いませんでしたなぁ。
いや、、、、腕でしょうねぇ。
念のため。
この帯締めは、気軽にとけこむように、と
カジュアルな組み合わせを念頭においてお願いしました。
ところが。
帯留というのは、単品ではまだ完体ではないのですね。
仕上げられて帰ってきた帯留は、たぶんその、
本来のすがたになれたんだと思います。
アイディンティティーといったらいいか。
なので、帯もきものも、帯留に撰ばれてしまうんでしょうね。
知らずにいて、申しわけなかったなぁと。
すこしいい箱に入れてあげようと思います。
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コメント
気位の高い鈴の帯留めさんは、「そう、私の
ほしかった相方はこれだったのよ、これで
自己主張も出来るというもの」そう言っている
ようですね。
投稿: 陽花 | 2008/10/01 11:53
陽花さま
出かけていて遅くなりました。
たいへんお世話をおかけしました。
そちらでも気難しく、きっとああでもない、こうでもないといってたんでしょうね。
年甲斐もなく、いろんな鈴を集めはじめて、そろそろ三年ほどでしょうか。
陽花さまにつけていただいた鈴は、これでふたつめです。
あの時の鈴の紐も、もうはずすことはできないなとそのまましまってありますが、これもきっとそうなるでしょうね。
予定していた帯にあてたとたん、あ、違う、と気づきました。
古く、時代にかすんでいますけれども、こんなにも華のあるものだったと知らされました。
ふしぎですよねぇ。
紐のないときには、わからなかったんですよ。
思いをこめて、ひとが組まれたものには、力が宿るのですね。
そして、相方がそろってはじめて、価値は放たれ輝くものなのでしょう。
すてきな紐を、ありがとうございました。
大切にいたします。
投稿: Suzuka | 2008/10/01 22:30
鈴は紐でつながれてこそ鈴、
転がっていちゃダメなのよねぇ。
命持って鈴さん、本性表し…いやいや
本来のツヤと輝きを放ち始めたわけですね。
それにしても、厳かです。
投稿: とんぼ | 2008/10/02 20:53
とんぼさま
>転がっていちゃダメ・・・
けだし、至言ですにゃ。
人もつながっていないと、活きないのかもしれませんね。
しかし、こんなのが巷にごろごろしてる、この国もまだすてたもんではありませんね。
帯ならよし、額に提げたら・・・コワスギル。
投稿: Suzuka | 2008/10/03 07:28
あらぁ、画像が変りましたね。
とってもステキ!
ところで、締めてみられて、帯留めの
収まり具合はいかがでしたか。
鈴さんのご機嫌はいいかしら・・・
投稿: 陽花 | 2008/10/06 22:21
陽花さま
はい、この帯まだ締めてなくて、写真のシワが気に入らない・・・
きものも小紋でなく大島にかえてみました。
この帯がいうこと聞かなくて、柄が、丈が・・・と苦しみ、外出のときは、人に締めてもらうことに決めました。(-.-)
帯留の紐というのは、なかで結びきり、みたいな感じでいいんですね。
モヤモヤ余りがでなくて、いいんですよね?
鈴は、ぴたりと決まりました。
グリーン車・指定席の気分かも。
あとは、、、
これ以上、パッドをふやしてはならぬと肝に銘じました。
投稿: Suzuka | 2008/10/07 07:43