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2008年4月

だんだんに・・・

一雨ごとに 春が長けてくる。

毎年、ゆっくりとそのいとなみを繰り返しているはずだのに

心づかない年が 何年流れたか・・・

 

Img_7011b_2昔は、ささっと着て、上野にお花見にもいったのに

気後れして、人前にでられない情けなさ。

手順だけではない。

衣装も、小物も、履物も

すべてがちぐはぐで落ち着かない。

それでも。

まちがえたり、わやにしたりをいくつも重ねて

すこしずつ じぶんの手駒が見えてくる。

つっぱらかっていた結城も ちょっとずつなじんできて

なんとかなりそう、の途中経過。

 

新参組

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最近、ワードローブの一隅に

ひっそりと棲みついた面々。

好奇心やら出来心

そんなあぶくのような縁で

ご招待にあずかったものだから

世間様に顔向けなるともかぎらずで、

自宅からせいぜい500m圏が回遊範囲といえるかな。

それだとて 帯がなくては出られない。

はやく 帰ってこないかな。

 

夏支度

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以前は、ベランダのプランターにいっぱい

キキョウの花がそよいでいた。

横着なわたしに うってつけの丈夫な花で

 

それから

はじめてもらった想い出の。

 

丈のみじかい矮性種より

やはり ゆらゆら 風になびくほうがいい。

 

つけさげなんてめったに目がいかないのに

みとれてしまったのは この紫。

まちがったって、ブラウスにはなるかと思ったら

届いたのは 五泉の駒絽。

ともかくも

着ようと思い立ったのだからと

期日にあわせて 仕立てに出した。

どうなるかはわからなくても

その場でぱっぱと差配できないのが

きものならではの約束ごと。

   

日常とは ちょっとちがって

多少 派手目もゆるされる

と 夢をみるのが いいのよねぇ。

希望

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どんな女になりたいか。

どんな女とみられたいか。

これは、畢竟、「われとは?」に回流する。

黒子が通じる、という幻想がくずれたとき

裡に息づくものと、つつむものとの乖離はノイズとなる。

無頓着ならば、意識にのぼらない 周波数の外縁。

野暮と粋、実験とコンサバ、そしてずれ・・・・

 

染め帯の情緒がちと重すぎて

そうだ博多、と思い立つ。

ところが ところが

キップも器量も大いに足りず

手繰ってみれば なんのことはない、敷居どまり。

けれども

ふつうにみえてそうでもない、この八寸とは

なんだか ウマが合いそうで。

 

 

くやしっ

メタボサルの切抜きを示して、夫が

「わ~い、おかーさんだ」

とのたまふ。

いや、クチでは笑っているが、目が据わっている。

なにさっ、

とはねっかえしたいが、ここのところ、わが脳内アラームも鳴りっぱなし。

この体形は、まさに、母や祖母のと、ぴったり寸分違いない。

遺伝のオソロシサに、正直、身の毛もよだつ。

一線を画してたと思いきや、津波にのまれるがごとく

ハッと思ったときは、そちらの側に立っていた。

もうだめぢゃ。

という、かすかーな悲鳴が尾をひいていった・・・・

    だめぢゃ・・・・   だめぢゃ・・・・   だめぢゃ・・・・・・・・ 

ところが、ヤツは傲然と言い放ったのさ。

「真剣に考えてない」と。

ゔ。

何がハラタツって、根性ないといわれるくらい自尊心を直撃することはない!

やってやろーじゃないの。

そのかわり、ヨミの國にお隠りになってたほうがよかったなんて

あとでナキゴト言わないでよね。

といい条、 

ラジオ体操やっても、身体じゅうが悲鳴をあげるぞな。

ふっと、ダンスをやってる方のことを思い出した。

そうだ!

大っ嫌い(10乗)な体育実技のなかで、創作ダンスは別モノだった。

フッフッフ・・・・

窮すれば通ず。

かどうかは、ムーピー(わからないヒトは、手塚治虫「火の鳥」を読んでね)脱却計画が効を奏した暁に、言うとするか。

熟れる

Img_6877b

一週間前の桜です。

毎年、開花を心待ちにしながら見逃してしまう、

いえ、見ないわけではないのですが、

のんびりと お花をめでることに専念できないのですね。

ことしは いちど 雨は過ごしたけれど

まだ散りきらないうちに 

これといって 予定のない一日がありました。

今日こそ。

歩いて5分もかからない場所だけど

やっぱり 敷地の内と外では違うもの。

どうせなら、着こなしの練習もかねて 花見としゃれこまん。

装いというもののやっかいなところは

パーツがひとつふたつあっても用をなさないことだよね。

そして それがそろったとしても

着る主体となかよくなければ意味がない。

おまけに

頭であれこれ詰めたことと 肌で感じるそれとはまた違う。

生きているということは

さまざまのちぐはぐをそれなりに按配していくものだけれど

いつまでもいつまでもその存在を意識して 

何年も 何十年も尾をひくこともある。

そんなになってもなじまないのは

どこまでいってもかわらないどころか

どうして もっと早くに思い切らなかったのかになるんだろう。

いちどつけた半襟をつけかえたり

それをまた はずしてみたり。

気に入らないということは、めんどうだけど

そんなちいさなささくれとも

まずは むきあってみなくては。

そうやって

慣れて 熟れて

じぶんのスタイルができていく。

さらには、捨てるべきものも。

 

気にかかっていたとらちゃんキモノ。

おかしくないよとめでたくも背中を押され、

八掛をグリーンに替えて仕立て直してもらお。

こんな色・柄、着たいだなんて想像もしなかった。

こういう気まぐれをしているから、なかなか達観できないだあね。(嘆息)

アリサ

Purple_2

アメシストといったら、ジッドを思い出す人が

いま どれくらいいるかしら。

 

ジェロームが、せつなる思いでみつめたであろう

紫のクルス。

わたしは、アリサを受け容れかねて、そのままになってしまったけれど

いま、ふと 宇治の大君も重なり、

ジッドは、どう書いているのか、ジュニア版でなく、

ちゃんとしたのを 読んでみようか。

 

話がずれてしまったけれど

写真は、卒業式につけたブローチ。

いわゆる、コスチューム・ジュエリーという類だ。

イギリス渡りということだけど

直径が約6センチ、かなりずっしりとした重みがある。

初めて買ったビンテージだが、

その大きさと重みゆえ、なかなか出番とならなかった。

 

ブローチの、インパクトのつよさは はんぱない。

ネックレスより、スポーティなアイテムと思うけど、

いかんせん 市場はほぼ絶滅に近い。

思いもかけずみつけたのが 舶来の中古というカテゴリーだ。

 

あすは、普段にするには照りすぎて

これまた機会の遠かった

クラウントリファリのラインストーンピンで 隅にいよっと。

Pineapple_2 

(こちらは、vintage femme の虫干しコーナーでごじゃりまする)

 

 

狭き門 (新潮文庫) 

お上が、脂肪測定にのりだした時代。

危ういかな。

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