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2007年5月

おつぎはどちら

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あんなに好きだったのにね。

蒐めたいろは、いまもいとしい。

けれど、身につけるのとは また別の話。

着ようと着られまいと

箪笥に衣々をしまう日本の女たちは

こころにいろを蔵っているのかもしれない。

一生の

きれぎれの 記憶を。

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反物のまま十年の余も寝かせた。

そろそろ荷解きといたしましょうか。

Same

まだ 枯れたくはない。

けど、若作りも がえんぜない。

やっかい もっかい。

伏兵

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染物屋さんにいって

なんで輪島塗と遭遇するんだか。

あーあ、あ。

心がけてたふぉーくはともかく

ダースで箸を買い込んだなんて、

いえやしない・・・。

にあうんだか 似合わないんだか

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仕立てに出したきものがもどってきた。

はじめての縞の紬。

紫と煤色の合間に多色が差した 滝縞とでもいうのだろうか。

どんなになるか、見当もつかない。

八掛は、柳のほうが締まった とまずは思い、

しかし着るのはわたしだからと ゆれもどる。

衿の色は、どちらを選ぶか 迷ったすえに

注文した日は、たまたま煤竹のほうのモードであった。

ちょいと、落ち着き過ぎたかなぁ・・・

粋になってもいいはずなのに

なんだか・・・なんていうかあまりにもフツー。

どこぞの時代から、ふっとタイムスリップしてきたような。

しかーし。

身分不詳、職業不詳、年齢不詳と重ねきて、

劇しくめざわりな一部あり。

それは、ぽっこりとふくよかなおなか・・・

おまえ。

あっち、往け。

暮れて

寝たきりの祖母が 母に

「いつまでも娘を囲い込んでおくんじゃないよ」

と言ったという。

「しばってなんかいない」

わたしにうちあけた母は

同意してもらえると思っていたのだろう。

黙っていたが、

祖母の云うとおりだと思った。

こんな暮れ方に来て

稚いままの こどもを

みるのは つらい。

逃げ遅れた ままの。

こんなに

あかるかった

時が 過ぎた後で。

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