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紅い石

子どものころ、「石と花」という民話が好きだった。

いまも、「石と笛」という作品につよく心を魅かれている。

石ころ。いしくれ。

ただそれだけのものではあっても

大地を生成する時間が凝縮した約束を感じさせる。

つまどいの石はサファイア。

誕生石でもなく ダイヤでもない、

碧く 硬い 玻璃光沢が

わたしを捉えた。

いや、ひょっとしたらそれは

「リボンの騎士」のヒロインの名のせいだったかもしれない。

硬度が九という、最高ではない位置

あたかも未完を思わせる数も気に入っていた。

ゆるゆると時は流れ

同じコランダムではありながら 

べつの色にひかれるようになったのは

わたしの中で

焔の度が 落ちてきたためか。

あるいは己が属性を 

ただ見あやまっていたせいか。

夫の贈ってくれたちっちゃなちっちゃなるびぃが

近年はいつも共にある。

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